1. ディスク容量の話
クラウドサービスの場合、利用すればするほどデータがどんどん増えて、ディスク容量を追加契約してゆかなくなてならないのではないかという不安はございませんか?
実はこれ、他社のサービスを含め、クラウドでのシステム利用を継続的に考えた場合、常にそこにあるリスクです。
一見、無料のように見えるサービスや、現在無料を謳ったサービスでも、後々に頃合いを計ったように有償化されたり、別の形で価格転嫁されるというのが通常の成り行きです。
データは目には見えませんが、データを記録してゆく媒体は有限なリソースですので、本来は当然そこに発生しているコストであり、お客様にとってはシステム利用上のリスクとなる訳です。
オルカASPサービスは、ディスク料金についてもあらかじめ明確に定義させていただいております。
このことは、もちろんお客様の大切なデータをお守りするためでもあるのですが、しかしながら、お金を無限に投資するわけにはゆきませんよね。
ディスク容量を圧迫する主な要因は、何といってもアップロードファイルや添付ファイルです。
これらは、アップロードしたそのファイル容量分、ディスクの容量を占有してしまいます。
もちろんオルカには、過去の不要なアップロードファイルを随時メンテナンス(一括削除や個別削除)するための機能も搭載されておりますが、このファイルは本当に削除してしまってよいものかどうか・・・個別に選定しつつ、メンテナンスを行うことは現実的ではないかもしれません。
かといって、すべて削除してしまうのも不安だし・・・
この様なお客様には、『ファイル抽出サービス』をご用意しております。
本サービスをご利用いただければ、オルカの各処にアップロードされたアップロードファイル群を、弊社にてすべて抽出し、メディアに収めてお届けいたします。
例えば、年単位など一定のクールでファイル抽出を行ったうえ、安心して過去のファイルやデータ群を一括削除することで、御社のシステム運用に必要な、ほぼ一定のディスク容量を維持することが可能です。
オルカは、利用ユーザ数や運用機能が増えない限り、サービス利用上の将来的なコスト負担の増大に悩まされる必要ありません。
オルカASPサービスは、お客様の将来的なコスト負担に掛かるリスクを低減するため、このような仕組みやサービスを、きちんとご用意させていただいております。
2. データの所有権という話
システムの導入時、見逃しがちかもしれませんが、将来、万一システム運用を中止したり、サービスが終了した場合、お客様がシステムに入力した膨大な情報には、どのような保証があるのでしょうか。
ASP(クラウド)でのシステム運用を考えた場合、このことはとても重要なポイントです。
大手のサービスを利用していても、中止する際に、情報を返して貰えなかったとか、返してもらっても専用のソフトがないと見れないとか、費用見積もりが高額であったりなど、関連のトラブルをしばしば耳にします。
オルカASPサービスは、そのサービス約款に、「データの所有権はお客様にある」ということを、しっかりと明記させていただいております。
オルカには、お客様がシステムに入力したほぼすべての情報について、お客様ご自身が、いつでもCSVファイル形式(汎用ファイル形式)で取り出すことができるよう各種のインターフェースが用意されています。
また、個別に取り出すのが面倒な添付ファイルやアップロードファイル群についても、弊社にてまとめて抽出し、メディアに収めてお渡しする『ファイル抽出サービス』をご用意しております。
弊社のサービスを選んでいただいたお客様には、より安心して、より心地良く、末永くお付き合いさせていただきたいと、弊社は日々考えます。