オルカ 新バージョンリリースのお知らせ v4系

日時: 2009/11/21

オルカ バージョン4.0、リリースのお知らせです。

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本バージョンアップでは、既存機能に関する一部仕様の変更や廃止となる機能部がございますので、あらかじめ変更点についてご留意ください。
また、バージョンアップを行う際には、運用環境のダウンタイムが発生いたします。
そのため、あらかじめご担当者様とのご相談が必要です。
ご希望のお客様はその旨お気軽にご連絡ください。
お客様の現在のご利用バージョンを確認のうえ、バージョンアップの手続きについてご案内いたします。
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直近バージョンからの主な変更内容は以下です。

■バージョンアップ内容概要([ ]内は機能メニュー名)

[ 電話受付内容通知 ]
1. 電話受付内容通知機能が新規に実装されます。これに関連して、各ユーザの在席状況や戻り予定時刻をオルカに入力できるようになります。なお、在席状況は勤怠管理機能とも連動し、携帯からの登録も可能です。たとえば、総務部門などが本機能を運用することで、各ユーザの現在の在席状況の確認および電話受付内容を簡単確実に本人通知可能となります。

[ 社内メール ]
1. 検索による宛先ユーザの抽出が可能となり、運用ユーザ数の多い環境での社内メール機能のユーザビリティが向上します。

[ ウェブメーラβ ]
1. 携帯版を含め、ウェブメーラβが新規に実装されます。メールサーバ参照型のウェブメーラですので、メールデータはオルカの運用サーバ内には保持しません。25、587、110番ポートでのみご利用いただけます。社外とのEメールでのやり取りをこちらで行えます。ベータ版ですので、画面上の注意事項を予めご了承のうえご利用ください。

[ スケジュール ]
1. 週間表示画面がグループ別に切り替え表示可能となります。
2. 入力する予定ごとに、全体共有予定、任意グループ共有予定、本人予定の設定が可能となります。これにより、例えば社内メンバーと社外メンバー間におけるスケジュール情報の適切な運用が可能となります。
3. 営業やPJに関係する予定は、ダイレクトにその報告(履歴入力)画面に遷移できます。
4. スケジュールデータがCSVファイルにエクスポート可能になります。

[ 営業支援 ]
1. 活動履歴の記録フォームが自由にカスタマイズ可能となり、ファイル添付も可能です。また、活動記録項目として、マスタ管理上の各種マスタを自由にリレーションさせることもできるので、営業活動の履歴を、商品やPJなどの各種マスタ情報にも併せて蓄積可能となります。
2. 各案件の対応履歴情報が日報やスケジュール画面からも入力可能となり、今後の予定はスケジュール画面に反映されます。
3. 案件別の対応履歴と行動予定が一画面で閲覧可能となります。
4. 活動履歴データがCSVファイルにエクスポート可能になります。

[ 業務支援 ]
1. 業務支援機能が新規に実装されます。案件ごとに進捗状況や活動履歴を記録可能です。案件ごとの活動履歴や今後の対応予定などを閲覧できます。もちろん活動履歴の記録フォームは自由にカスタマイズできるで、メンバー間でのPJの進捗管理や議事録として活用いただけます。営業支援機能とほぼ同等の機能を提供します。

[ 掲示板 ]
1. 掲示板の閲覧および書き込みに対するパーミッション設定が可能になります。申請書機能(ワークフロー)との併用運用で、ユーザによる掲示希望内容の事前申請と上長承認、総務方での掲示物掲載といった運用が可能となります。

[ マスタ管理 ]
1. アドレス帳機能に変わって、マスタ管理機能が新規に実装されます。マスタ管理機能では、顧客マスタをはじめ、案件マスタ、PJマスタなど、企業内で取り扱う各種の情報マスタを集約して取り扱える機能を提供します。管理者は、マスタごとに情報項目を自由にカスタマイズ可能です。なお、各種マスタ情報に関する対応履歴は、これまで通りこちらからアクセスできます。マスタの種類は最大10パターン作成可能です。

[ 日報 ]
1. 部門ごとに、異なる報告フォームでの運用が可能となります。また、日報へのファイル添付も可能となります。日報における報告フォームは管理者が自由に作成できます。報告項目として、マスタ管理上の各種マスタを自由にリレーションさせることも可能です。これにより、顧客、案件、PJなどの各種マスタ情報に、様々な取扱履歴を蓄積してゆける仕組みを提供します。

[ 対応履歴 ]
1. 承認前の履歴データが共有可能となります。
2. 対応履歴データがCSVファイルにエクスポート可能になります。

[ 申請書 ]
1. 任意作成の申請書類について、申請時に、申請者がその承認ルート(巡回ルート)を自由に設定できるようになります。これにより、議事録や回覧文書類をオルカで運用することが可能となります。

[ 勤怠管理 ]
1. 労働基準法 第32条に規定される基本的な労働時間制に基づき、法定内および法定超労働実績を自動算出します。
2. 弁当予約機能が新規に実装され、ユーザごとの弁当の注文金額が集計出力可能となります。総務方による弁当発注手続きの効率化が図れます。

[ 管理 ]
・スケジュールパーミッション設定の一括変更機能が追加されます。スケジュールの閲覧、書き込み編集に関する各ユーザ間の現在設定を、管理者が一括して変更できるようになります。
・ユーザアカウント情報にある非公開アドレスの既存設定内容を表示し、一般ユーザによる公開アドレスおよび非公開アドレスの変更の可否、および、非公開アドレスへのEメール配信の実否が設定可能になります。

[ その他 ]
主に承認時における動作速度の向上やアカウント管理画面などのユーザインターフェースに改良が加えられます。
細部、バグフィックスや機能改善プログラムを含みます。

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新バージョンをご利用いただくには、予め下記の点をご了承いただく必要がございます。

[ 既存機能の仕様の変更 ]
1. 対応履歴情報
旧 : 承認後に履歴として公開保存。
新 : 入力時点で履歴として公開保存。

2. 営業支援の進捗フェーズ
旧 : 一度フェーズを先に進めると前のフェーズは選択できない。
新 : 任意の進捗フェーズを選択可能。

3. 営業支援の活動履歴入力
旧 : 対応時間の入力が必須。
新 : 対応時間の入力は任意。

4. 勤怠管理の休日シフトのアサイン方法
旧 : 目的の日付にチェックを入れて休日のアサインボタンを押す。
新 : すべての日付に通常シフトを適用後、目的の日付にチェックを入れて休日のアサインボタンを押す(平常シフト時の休憩時間帯設定が休日にも適用されるようになります)。

[ 一部機能の廃止 ]
1. 日報機能
新バージョンでは、日報機能から工数レポートを出力できません。この情報は、出力可能な履歴データから別途作成していただくことになります。
また、日報のテンプレートに固定設置されている、今週および今月の目標の入力フォームがなくなります。

2. 経費関連申請書類
新バージョンでは、経費関連申請書類に業務区分情報を付属させられません。

3. 業務区分
新バージョンでは、日報や経費関連申請書内容の入力に業務区分情報を必須としません。システム仕様の変更により、現在の管理画面に存する「業務区分設定」はなくなります。
日報の入力に業務区分情報を付属させた運用を行うには、日報の入力内容に、マスタ管理上で別途作成の業務区分マスタを関連付ける設定を行うことになります。

4. 営業支援
発生実績レポート、売上予定レポートの出力機能が廃止されます。これらの情報は、出力可能な履歴データから別途作成していただくことになります。

以上

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