ご利用環境でGoogleカレンダーとのリンク機能を利用するには、あらかじめGoogle側でOAuthに関する認証設定を行っていただき、取得した「クライアントID」と「クライアントシークレット」情報を、オルカの「Googleカレンダーの認証設定(管理画面、スケジュールのその他の設定)」に入力いただく必要があります。

Googleでは、各種のGoogle APIの利用状況を特定のGoogleアカウントに紐付けて記録管理しており、各種のGoogle APIは、その利用状況などによって、利用が制限されたり、課金されたりする可能性があります。

2015年2月現在、Googleの「Calendar API」の利用は、「1,000,000リクエスト数/日」の制限内で無料で利用可能となっておりますが、この内容は将来的に変更される可能性があり、本件に関し、弊社ではいかなる保証や補償も行わず、一切の責任を負うものではございませんので、あらかじめご了承のうえ、ご利用くださいますようお願いいたします。

  1. 御社用の代表Googleアカウントを新規に取得するか、リンク機能の利用予定者のうち、代表の方のGoogleアカウントを用いて、Google Cloud Platform にログインしてください。

  2. 「プロジェクトの作成」ボタンを押し、新しいプロジェクトを作成してください。「プロジェクト名」に適当な名称を入力し、「プロジェクトID」などのその他項目は初期値のままで結構です。「作成」ボタンを押してしばらく待つと、プロジェクトが作成され、「ダッシュボード」が表示されます。

  3. ダッシュボードから「Google API」の管理画面にアクセスし、画面上部の「APIを有効にする」を選択します。APIリスト中からGoogle Apps APIの「Calendar API」を選択し、ステータスを「有効(ON)」に変更してください。ステータスを有効化すると、画面上に黄色の!が表示され、「認証情報に進む」ことを促されますが、こちらには進まないでください。

  4. 画面左にあるメニュー内の「認証情報」を選択します。最初に「OAuth同意画面」の設定を行います。「メールアドレス」にあなたのメールアドレスを選択し、「サービス名」に「オルカ」と入力します。その他項目は空欄のままで結構です。「保存」ボタンを押します。

  5. 続いて、「認証情報を作成」から「OAuth クライアント ID」を選択します。下記情報を選択および入力後、「作成」ボタンを押します。

    • アプリケーションの種類:ウェブアプリケーション
    • 名前:オルカ スケジュール
    • 承認済みのJAVASCRIPT生成元:https://
    • 承認済みのリダイレクトURL:https://<オルカ利用時の固有URL>/sched_gsync_callback.cgi
      ex. https:///example/sched_gsync_callback.cgi

  6. 画面上に、作成された「クライアント ID」と「クライアント シークレット」の情報(OAuth クライアント ID)が表示されます。これらの値を、オルカの「Googleカレンダーの認証設定」にコピーアンドペーストして入力します。コピーアンドペーストすると、末尾に半角スペースが入ることがありますので、くれぐれもご注意ください。

以上で利用準備は完了です。オルカの「Googleカレンダーとのリンク機能の利用者設定」にてリンクを許可されたユーザは、「個人設定」画面でリンク先のGoogleカレンダー名を設定し、リンク機能を利用できます。


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