ビジョン

『利用して本当に価値のある、真のグループウェアを提供したい。』

このたびは、弊社にご関心をお寄せいただきましてありがとうございます。代表取締役 木村 雄介
弊社は、Webグループウェアの開発メーカーとして、1999年の設立当初より、数多くの小規模企業様とお付き合いさせていただいております。
今や小規模企業様向けのグループウェア製品は世に五万とあり、企業への導入率も年々増え続け、ほぼ行き渡った感があります。
しかし、お客様はグループウェアに費やしたコスト以上の利益を、本当に享受できているのでしょうか。 多くのお客様においては、おそらく疑問であり、また、グループウェアというシステムそのものに、今や何の期待もされていないのが実状ではないでしょうか。

1990年代の後半より小規模企業向けのグループウェア市場が急速に成長してきましたが、開発メーカー各社が市場の様々なニーズに応えてゆくうちに、製品機能がどんどん拡張され、肥大化して、結果的に多くのユーザ様にとっての不要な機能が山ほど搭載され、非常に扱いにくい状況や費用対効果の低下を招いているのだと思います。

私たちはこれまでの経験のなかで、多くの小規模企業様が共通の悩みをお持ちであることを認識しています。

  • 特定の人が居なかったり、辞められてしまうと、業務が停止してしまうこと。

この問題を解決するために、スタッフの活動内容の「記録」、および、管理者によるその内容の「管理監督」という行為が、多くの小規模企業様にとって非常に重要であり、グループウェアは、このためのひとつの有効なツールであると私たちは考えるようになりました。
企業法人は、特定の人間だけが生き延びるための一時的な手段としてではなく、時々に集うあらゆる人が生き延びるためのひとつの人格として、存続し続けねばなりません(と思ってます)。

このことから、現在の私たちは下記の点において、お客様により良い製品とサービスをご提供させていただくことを目指して日々活動しています。

  • 誰が、いつ、どこで、何を、どうしたのか、誰もがいつでも簡単に記録できるツールを提供する。

  • 記録内容を、管理者が、効率的に管理、監督できるツールを提供する。

  • 記録内容を、必要に応じて、いつでも簡単に引き出せるツールを提供する。

  • 専任IT担当や専門知識がなくても、「安全」かつ「安定」して利用できるシステム環境を提供する。

  • これらの仕組みを、「即時」「安価」に提供する。

単にツールの機能を拡張したり、最新技術を組み込んだりすることが、顧客満足やカスタマーディライトの獲得に繋がるものではないと考えます。
どんな製品も、サービスも、それを生産する人間、提供する人間から生まれます。
したがって、私たちにとって最も大切なのは、技術のスペシャリストであることに加えて、人間のスペシャリストであることです。
安易に技術のスマートさに走るのではなく、製品やサービスを通じて、「お客様に心から喜んでいただきたい」「愉しんでいただきたい」「笑っていただきたい」、これらを貪欲に追い求めることです。
お客様と一緒に、よりスペシャルな経験を共にできることを願って、日々頑張ります。
弊社はそんな人格で在り続けたい。

システムエンジニアやプログラマーと呼ばれる私たちも、日本では職人です(と思ってます)。また、響きから感じられるイメージほど、スマートでキレイな職業ではありません。
弊社では、システムエンジニアやプログラマーは3K(きつい・汚い・危険?)です。少々死語ですが・・・。
人生はそのものがエンターテイメント。お金も確かに大事ですが、やはりそれがすべてではない(と思ってます)。
私は”ビジネス”という言葉が嫌いです。この言葉が持つ語感と響きが本当に大嫌い。
企業活動は、私たちの”生業(なりわい)”であって、決してマネーゲームであってはならないのです(と思ってます)。
私たちの仕事が、ひとつひとつの行動が、より多くの皆様の喜びや愉しみや笑いとなって、それが私たち自身の喜びであることが最高なのだと思います。
“ものづくり”の担い手として、貪欲さ、泥臭さ、気配りを尽くし、職人魂を忘れることなく、今後も本物のお客様満足を獲得してゆける製品サービスを世に送り出してゆきながら、確かなブランドイメージを確立してゆきたいと思っています。

代表取締役 木村 雄介